小腸癌(がん)食事法・食事療法について
小腸-消化吸収主臓器
テーマ:小腸の症状
小腸の下記、記載内容は、ネット情報及び新聞記載内容からそのまま、又は一部抜粋したものです。一般的な論及としての参照、参考文献としてご覧下さい。
▼(参照:生物体の構造と機能)
<胃ー細胞は「チームワーク」!?>
僕たちの生物は、細胞が集まり働くことで生きている。人間の体の細胞は約60兆個、200種類以上。
膨大な数の細胞のチームワークに迫る!細胞が集まり、組織ができ、さらに集まって組織→器官→器官系→個体となる。
消化器官系の細胞の働きについて見てみよう。口から食べた食べ物は食道を通り、胃に運ばれる。
表面の厚さ5ミリ。容積はおよそ1.5リットルだ。胃の中に食べ物が入ると、胃の表面の穴のような場所から胃液が吹き出す。
そこには胃液を出す源泉となっている細胞がある。
一日に出る胃液の量は3リットルにもなる。柔らかくなった食物は小腸へ。
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【小腸 驚異のメカニズム】
食物が胃の次に運ばれる小腸。食物が通る穴の大きさは直径が5百円玉大、長さ7mにもなる。
その表面の細胞で消化吸収を行う。細胞が食物に触れる表面積を大きくするために7mもの長さになっている。
小腸の内部を見てみよう。消化吸収を行う小腸の内壁の表面には、触手の様な突起がたくさんある。これが柔毛。高さ約1ミリ。ここで栄養を吸収する。
無数の突起は免疫細胞
柔毛の表面を電子顕微鏡で拡大。表面に六角形の細胞が見える。この六角形の細胞の表面にも、無数の突起が。微柔毛だ。
直径一万分の一ミリ、一つの細胞に約千本の微柔毛がついている。ここが栄養を吸収する最先端。吸収した栄養は血液を通じて全身に送られる。
柔毛の表面には同じ細胞が並んでいる。同じ細胞の集まりが組織だ。小腸の組織は大きく4種類に分けられる。
【組織を4つに分類】
まず表面の上皮組織。小腸の中と外を区別する役割を持っている。
筋組織。収縮する方向が異なる層があり、小腸は様々な方向に動く事ができる。
その動きは神経組織から伝達される命令でコントロールされている。ある解剖学者は「小腸は神経組織のアミタイツをはいている」とも。
細胞と細胞の隙間を埋めるようにして、細胞同士を結合させているのが結合組織。コラーゲンというタンパク質を含んでいる。
細胞や組織の見事なネットワークで消化吸収が行われているのだ!
▽小腸は非常に癌ができにくく、定期的に検査するほどではありません。万が一かかってしまっても、進行が遅いせいか手遅れといったことは余り耳にしません【11863】