ガン 子宮癌の種類と症状

子宮癌の種類と症状

子宮癌の死亡率は、年々減少傾向にあります。これは、定期検診による早期発見の増加によるものとされています。

 

 

とはいっても、子宮癌による死亡率は、女性では胃癌・肺癌に次いで第3位と、依然高い地位を占めており、決してあなどれるものではありません。

 

 

子宮癌は、癌ができる部位によって“子宮頸癌”と“子宮体癌”とに分けられます。

 

 

子宮頸癌は、かつては40〜60歳代に多い癌でしたが、現在は低年齢化が進み、20〜30歳代で発症する人が増えています。

 

 

子宮頸癌は、初期の頃は全く自覚症状がありませんが、少し進行すると性交後や排便後、あるいはスポーツをした後などに出血が起こるようになるのです。

 

 

一方、子宮体癌の方は、閉経を境に増え、55歳前後が発症年齢のピークとなっています。

 

 

子宮体癌の主な症状もやはり出血です。閉経前後に子宮体癌になった場合、いったん止まった月経がまた始まったとカン違いすることが少なくないようです。

 

 

いずれにせよ、異常な出血があった場合は子宮癌の可能性を疑い、すぐに病院で検査を受けるようにしましょう。