腎臓癌の治療(治癒)
腎臓癌の治療(治癒)は、転移の可能性がある限り、腎臓を全部摘出する手術を行なうのが一般的です。
腎臓は一つ残っていれば腎機能に支障はなく、摘出しても体に大きなダメージは残りません。
最近では、腎臓全体を摘出するのではなく、癌とその周辺のみを部分的に切除する手術も行なわれていますが、これは初期の癌に限られます。
なお、抗癌剤や放射線治療(治癒)は、腎臓癌に対してはあまり有効ではありません。
ところで現在、腎臓癌の新しい治療(治癒)法として“凍結療法”と呼ばれるものが注目されています。
これは、腹部に小さな穴を開けて針を刺し、針先を超低温にすることで癌細胞を凍結させて殺すという治療(治癒)法です。
凍結療法は、腎臓癌だけではなく、肝臓癌や乳癌などにも用いられています。