大腸癌の原因(要因)と予防ガン

大腸癌の原因(要因)と予防

大腸癌が近年急増しつつある背景には、食生活の変化があると考えられています。この数十年の間に、日本人の食生活は、かつての低脂肪で食物繊維の多い“和食”から、欧米型の高脂肪・低食物繊維の食事へとシフトしてきました。

 

 

けれども、脂肪の多い食品を摂取すると、腸内で胆汁酸や腸内細菌の働きにより発癌物質が発生します。この発癌物質が、大腸癌の原因(要因)の一つではないかと考えられています。

 

 

また、食物繊維の不足も、大腸癌の増加と深い関係があるといわれています。世界保健機関(WHO)に所属する国際癌研究機関の調査によると、食物繊維の摂取量が高いグループは、低いグループ と比べて、大腸癌の発生リスク(危険)が25%低かったといいます。

 

 

脂肪を控え目にし、食物繊維を多くとることで、大腸癌の予防に努めたいものです。