子宮癌検診について
子宮癌は、初期の頃は自覚症状が全くありません。それゆえ、早期発見のためには、定期検診をきちんと受けることが大切になるのです。
子宮癌検診では、綿棒や特殊なブラシなどによって子宮の細胞を採取し検査する“細胞診”と呼ばれる方法と、コルポスコープという機械で子宮癌が疑われる部位を拡大して見ることで、異常がないか確認する“コルポ診”と呼ばれる診断方法の2種類があります。いずれも痛みなどはなく、数分で終了する簡単なものです。
この検査によって子宮癌が疑われた場合、次は小さな組織をとって調べる“組織診”という検査が行なわれます。
この組織診で、子宮癌かどうか、癌であるならどのようなタイプの癌か――といったことがわかります。
子宮癌は早期発見が第一です。30歳を過ぎたら、年に1度は子宮癌検診をうけるようにするといいでしょう。